銀行からお金を借りる

今は賃貸のアパートでもいずれは自分の家がほしいな、子供やペットを自由に遊ばせてやる場所もほしいし、親もいずれ引き取らなくちゃいけないからその部屋もほしい・・・。30代にもなると、いろいろ将来のことも現実的になってきますよね。

特に家は大きな買い物ですから、20〜30年のローンを返すことを考えると、30代ならもう買っておきたいところです。そこで悩むのが、お金を借りる方法です。

銀行からお金を借りて将来の収入で返す住宅ローンですが、家を買うとなると数千万の借り入れです。銀行も「誰でも貸しますよ!」とは言ってくれません。「この人は貸してもちゃんと返せるのか?」という厳しい審査があるんです。

住宅ローン審査に不利になる3つの壁

住宅ローンを借りるまで、越えるべき審査の壁は大きく分けて3つあります。

  • 借金や延滞がどれだけある?個人信用情報の壁
  • 元気に働ける?健康状態の壁
  • 安定して稼げる?年齢・勤務先・勤続年数・年収の壁

クレジットカードや借り入れをすると、個人信用情報に情報が登録されていきます。銀行は住宅ローンの審査の時に個人信用情報をチェックします。延滞などがあった場合は5年間程度記録が残るので、心当たりのあるひとは要注意です。ほかに借金がある人も審査に通らない場合があります。

あと、元気に今後働いてローンを返せるかも審査を左右します。金融機関にもよりますが、生命保険に入れるくらい健康でなければ住宅ローンを組むのは難しいでしょう。

そして審査通過に最も重要とされるのが、年齢と仕事の安定性です。住宅ローンは若すぎても今後の収入が不安定、50歳を過ぎると返済が難しいと判断され借り難くなります。そして勤務先が大企業であれば収入が安定していると判断され借りやすくなりますが、中小企業の場合は審査が厳しくなるとされています。

さらに勤続年数も重要で、3年以上勤務していることが目安と言われています。あと住宅ローンが組める最低年収は手取りで200〜300万程度、銀行によってはもっと高い場所もありますし、配偶者や親族などの収入を含めて審査する場合は、収入合算者も最低年収を満たしていないといけない銀行もあります。

最低年収をクリアしても、住宅ローンの返済が年収に占める割合・年収負担率ごと借りられる金額の上限が変わります。つまり年収が低いと借りられる額も低くなるので、欲しい物件を諦めなくてはならない場合もあります。

このように銀行の住宅ローンの審査は厳しいですが、なんとか融資を受けられるかもしれない対策があります。

住宅ローンの審査を通しやすくする5つの対策

厳しい住宅ローンの審査、でもあきらめるのはまだ早いんです。審査を通しやすくする対策をしてみましょう。

  • 審査の前に、車のローンやリボ払いなどの借金は返済しておく
  • 健康状態に問題があっても入れる住宅ローンを借りる
  • 高齢の場合、子供の代までローンに含める親子リレー返済を利用する
  • 勤続年数3年以内でも、同業他社やステップアップのためならOKな場合も
  • 収入に不安があれば頭金を多く用意して借入れ額を下げる

クレジット延滞などの記録は消せませんが、審査に不利になる借金やローンは返済しておきましょう。借りているものがないか、よく調べておくといいですね。

金融機関によっては健康状態に問題があっても住宅ローンが組める場合もあり、万が一借入者が死亡した場合は遺族に返済が受け継がれます。また借入者が高齢だった場合も、子供の代での完済を視野に入れた親子リレー返済にすると審査を通過できる場合があります。この場合は子供(後継者)も審査の対象になります。

勤続年数が3年に満たない場合も、同業他社への転職やステップアップのためなど、転職理由によっては認められる場合があります。銀行側にしっかり転職の経緯を説明しましょう。

あと年収に不安がある場合、頭金を用意して借入れ額そのものを下げ、借りられる年収負担率の範囲に余裕をもって収めることも有効です。頭金がきちんと用意されていると審査に有利でもあるようです。やはりある程度の蓄えがあるといいですね。

家は一生の買い物なので、後悔や無理のないようしっかり準備して審査にのぞみましょう。